【まとめ】エクスプレス予約はお得なのか 元を取る目安とオススメ活用法

アイキャッチ【まとめ】エクスプレス予約はお得なのか

東海道新幹線をお得に利用するには、スマートEXとエクスプレス予約の2つのサービスがあります。

エクスプレス予約は年会費1,100円(税込)※が必要な有料会員制サービスです。
現時点では、特定のクレジットカードを発行しても
年会費が無料になるケースはほとんどありません

※身体障害者手帳を所有する方は年会費無料で入会可

一方で、スマートEXは年会費無料で利用できるのが大きな特徴です。

ここで、この2つのサービスについてある疑問が思い浮かんだのではないでしょうか。

年会費のかかるエクスプレス予約って、本当にお得なの?

スマートEXとの違いは?

そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではエクスプレス予約の損益分岐点・活用法・おすすめカードをまとめました。


この記事でわかることは

・エクスプレス予約はスマートEXと比べてお得なのか

・登録すべきおすすめクレジットカードはどれ?

・スマートEXでもお得に乗車できる方法は?

について知ることが出来ます。

本記事は以下の3つの記事をもとにした総まとめです。詳細情報はリンク先でご覧ください。

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

目次

結論:エクスプレス予約はお得なのか? 年会費に見合う利用回数の目安

結論から言うと、エクスプレス予約がお得になるかどうかは、利用頻度によって変わります。
目安としては、年5回(2往復+片道)以上を利用する人であれば年会費1,100円を上回る割引効果が期待できます。

エクスプレス予約の魅力は、スマートEXにはない「割引率」と「年中割引価格」にあります。
出張などで頻繫に利用する人や繁忙期でも安く利用したい人にとっては、年会費を払っても十分に価値があるサービスです。

一方で、年に1〜2回しか乗らない方や、予定を前もって決められる方であれば、スマートEX+早特(EX早特7・EX早特21など)を活用したほうが割安になるケースも多くなります。

元を取るための目安

ここでは、スマートEXとエクスプレス予約の料金差から見た「元を取る目安」を整理します。

以下に、東京駅発の主要区間における料金比較表を掲載しました。

表 東京駅からの指定席料金の比較表

スクロールできます
静岡浜松名古屋京都新大阪
スマートEX6,270円8,240円11,100円13,970円14,520円
エクスプレス予約6,160円8,070円10,880円13,680円14,230円
価格差110円170円220円290円290円
回数107544

表 東京駅からの自由席料金の比較表

スクロールできます
静岡浜松名古屋京都新大阪
スマートEX5,940円7,910円10,560円13,320円13,870円
エクスプレス予約5,740円7,710円10,310円13,070円13,620円
価格差200円200円250円250円250円
回数66555

指定席と自由席では差額が異なりますが、主要駅のひとつである名古屋で、約5回(2往復+片道)の利用で年会費1,100円の元が取れる計算になります。

他の駅やグリーン車料金など、より詳しく確認したい方は、JR東海の公式サイト「EX予約運賃ナビ(外部サイト)」からご確認ください。スマートEX・エクスプレス予約それぞれの料金を比較できます。

東海エリアに限って詳しく検証した記事はこちらにあります。

損益分岐点

東京駅からの料金比較から見ると、東京~名古屋で約5回(2往復+片道)の利用で年会費1,100円の元が取れることがわかります。したがって、損益分岐点はおおよそ5回の乗車が目安となります。

早特を活用すれば損益分岐点は変わる

スマートEXとエクスプレス予約に共通してあるサービスとして早特(早割)を利用することが出来ます。早特は、スマートEXとエクスプレス予約とで割引金額に差がないので、上手く活用できればエクスプレス予約よりお得に利用出来て、損益分岐点は変わるかと思います。

以下に主な早特サービスをまとめました。

商品名      商品内容備考
EX早特1
(乗車日の前日まで)
ひかり・こだまの普通自由席の割引東海道新幹線専用商品。山陽・九州新幹線は対象外
EX早特3
(乗車日の3日前まで)
「のぞみ」「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」「つばめ」のグリーン車の割引東海道・山陽・九州新幹線の全てが対象
EX早特7
(乗車日の7日前まで)
「のぞみ」「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」「つばめ」の普通指定席の割引東京~新大阪は「ひかり」「こだま」のみが対象。「のぞみ」は岡山駅以西(岡山〜博多間)で適用
EX早特21
(乗車日の21日前まで)
「のぞみ」の普通指定席の割引東海道・山陽新幹線対象の商品。九州新幹線は対象外
EXファミリー早特72名以上同時に予約する場合に適用。「ひかり」「こだま」の普通指定席の割引東海道新幹線専用商品。ファミリーとあるが2名以上であればだれでも利用可

EX早特7とEX早特21の比較

おそらく、需要があるのはEX早特7EX早特21の2つだと思いますので、それぞれの特徴とエクスプレス予約との料金差を比較します。

EX早特7の特徴

表 東京駅からのエクスプレス予約(指定席)とEX早得7の比較表

スクロールできます
静岡浜松名古屋京都新大阪
エクスプレス予約6,160円8,070円10,880円13,680円14,230円
EX早特7 
(ひかり・こだま)
5,940円7,850円9,900円11,940円12,490円
価格差220円220円980円1,740円1,740円

EX早特7は新大阪までは、「ひかり」「こだま」のみが割引対象です。「のぞみ」は岡山駅以西(岡山〜博多間)が割引対象です。

出張よりも観光や帰省など、時間に余裕がある利用者に向いています。早めに予定を立てられて、「ひかり」や「こだま」を中心に利用する方は、スマートEXで早特を使う方が割安に利用出来ます。

EX早特21の特徴

表 東京駅からのエクスプレス予約(指定席)とEX早得21の比較表

スクロールできます
静岡浜松名古屋京都新大阪
エクスプレス予約6,160円8,070円10,880円13,680円14,230円
EX早特2110,370円12,430円12,980円
価格差510円1,250円1,250円

EX早特21は「のぞみ」の普通指定席の割引となるので、静岡・浜松に価格の記載はありません。

EX早特21もエクスプレス予約より安く利用できます。「ひかり」・「こだま」になりますが、EX早特7の方が安く利用できるので、時間に余裕を持てる方は「ひかり」・「こだま」の利用をオススメします。

EX早特21もエクスプレス予約より安く利用できますので、21日前とかなり早めに予定を立てられる方はスマートEXの方がお得です。

早特利用時の注意点

早特はお得な一方で、お盆やGWなどの繁忙期は利用出来ません。年中安定して利用し早めに予定を立てることが難しい方は、エクスプレス予約をオススメします。

年中割引価格で利用したい方や出張が多い方には、エクスプレス予約をオススメします。一方で、計画的に旅行をする方はスマートEX+早特でコストを抑えられます。

旅行をセットで予約したい方へ

またホテルも一緒に予約してたいという方には、以下のサービスの利用も検討してみてください。ホテルとセットで予約することにより、個々に予約するよりお得に利用出来ます。

スマートEXとの違い

ここでは、エクスプレス予約とスマートEXの主な違いを整理します。

  • 年会費の有無
  • 自由席・指定席の割引額
  • 登録までの期間
  • 利用できるクレジットカードの種類

年会費と割引の違い

冒頭でも触れた通り、エクスプレス予約は年会費1,100円(税込)の有料サービスです。一方で、スマートEXは年会費無料で登録できます。

自由席の利用に関しては、スマートEXと紙の切符とでは同じ金額となります。一方、指定席はどの区間でも200円の割引となります。

登録期間と手続きの違い

大きな違いとして挙げられるのが、登録までの期間です。

エクスプレス予約は入会申し込み後、「EX予約専用ICカード」が郵送で届くまで利用できません。このため、登録完了まで2〜3週間ほどかかります。

なお、このICカードは今後順次廃止の方向で進められており、将来的には手続きがよりスムーズになる見込みです。

詳しくは以下の公式ページをご覧ください(別タブで開きます)。

「エクスプレス予約」サービスの一部変更について

利用出来るクレジットカードの違い

スマートEXは、ほとんどのクレジットカードで登録可能です。しかし、エクスプレス予約を使うには、特定のクレジットカードが必要です。

特定のクレジットカードとして挙げられるのは、JR東海エクスプレス・カード、JR西日本J-WEST、JR九州JQ CARDエクスプレスなどのJR系のクレジットカードか、エキスプレス特約を付与できるクレジットカードが必要です。

詳しくは以下の公式ページをご覧ください(別タブで開きます)。

さらに詳しく知りたい方へ

スマートEXとエクスプレス予約の使い分け・乗車方法については、以下の記事で詳しく解説しています

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オススメ登録カード

エクスプレス予約は使用できるカードが限られます。お持ちのカードが対象かどうかは、JR東海の公式サイト「カードナビ(※外部サイトが別タブで開きます)から確認できます。

利用できるカードの傾向

利用可能なカードをみると、銀行系のクレジットカードまたはJR東海・西日本・九州のJR系のカードが中心です。

JR東日本のクレジットカード(ビューカード)は使えないの?

と思う方も多いでしょうが、実はモバイルSuica経由してエクスプレス予約の登録が出来ます。

ビューカード利用の裏ワザ

ビューカード自体を直接登録することはできませんが、モバイルSuicaを経由することでエクスプレス予約を利用可能です。詳細は

→スマートEX・エクスプレス予約に登録するクレジットカードは何がオススメ?(※外部サイトが別タブで開きます)

で詳しく載せています。

オススメのクレジットカード

エクスプレス予約の両方に対応し、かつ年会費無料で使いやすい2枚ビックカメラSuicaカード と 三井住友カード(NL)です。以下の表にそれぞれの特徴とオススメポイントをまとめました。

表 ビックカメラSuicaカード と 三井住友カード(NL)の利用に向いている人と特徴

カード名向いている人特徴
ビックカメラSuicaカードモバイルSuica利用者・JRE POINTを貯めたい・JR東日本を多く利用している・ビックカメラで買い物をしているモバイルSuica連携、定期券対応(モバイルSuica)、年1回利用で年会費無料
三井住友カード(NL)Vポイントを貯めたい・即日発行・ETCを利用したい・投資でポイント貯めたいETC年1回利用で無料、SBI証券連携可

さらに詳しい比較はこちらになります

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こんな人におすすめ/おすすめしない人

ここまでの内容を踏まえて、どんな人にエクスプレス予約がおすすめかを整理します。あわせて、スマートEXの方が向いている人の特徴もまとめました。

エクスプレス予約がおすすめな人

出張などで年に数年5回以上利用する人

 →年会費1,100円を上回る割引が見込める

自由席の利用が多い

 →年会費1,100円を上回る割引が見込める

・繁忙期でも割引価格で利用したい

 →繫忙期は早特の適用がされないため

スマートEXがおすすめな人

年1~2回の旅行利用が中心の人

 →年会費無料で気軽に利用できる

予定を早めに決められる人

 →EX早特を使えばお得に乗車できる。ただし、繁忙期は利用できないことに注意

・既存のクレジットカードを使いたい人

 →ほとんどのカードに対応しており、すぐに登録が可能

判断の目安(筆者のおすすめ)

エクスプレス予約は、ビジネス利用・頻繁な出張・自由席派の人に向いています。一方で、旅行中心・計画的に動く人はスマートEXで十分です。

迷ったらスマートEXから始めてみるのがオススメ

とりあえず、スマートEXから始めてみるのがオススメです。どんなサービスがあって、利用回数が多いことがわかってきたら、エクスプレス予約に切り替えるのが最もムダのない方法です。

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まとめ エクスプレス予約は「使う頻度」で価値が決まる

エクスプレス予約は、目安として年間5回以上利用する方は年会費1,100円を上回る割引を受けることが出来て十分に元が取れるサービスです。

一方で、利用頻度が少ない人や、早特で計画的に旅行できる人には、スマートEXの方が気軽でお得な良い選択となります。

比較項目エクスプレス予約スマートEX
年会費1,100円(税込)無料
割引率高い。自由席も割引適用される指定席は200円割引。自由席は紙の切符と同額
利用頻度の目安年5回以上年1~2回程度
クレジットカード専用・特約カードが必要ほとんどのカードで登録可能
向いている人出張・頻繁な利用・自由席が中心旅行・帰省・たまの利用

新幹線とホテルをまとめて予約して、さらにお得に

ホテルと新幹線を一緒に予約するとさらにお得になります。

以下の公式サイトでは、東海道新幹線を含むJR+宿泊セットプランを利用できます。

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