【まとめ】新幹線アイスはどこで買える?|売店・自販機・通販

アイキャッチ 【まとめ】新幹線アイスはどこで買える?

ズバリ、新幹線アイスは 東海道新幹線の駅にある売店駅構内の自販機、そして 一部のグリーン車限定の車内販売 で購入できます。

※のぞみ・ひかりのグリーン車で販売。ただし、品川・新横浜始発の車両は販売していません

さらに、実は通販でも販売されており、家まで届けてもらうことも出来ます。

アマゾンでも取り扱いはありますが、公式(JR東海リテイリング・プラスかスジャータめいらく)が出店しているショップが安心です

なお、2023年10月末で車内販売は終了しました(※現在も一部グリーン車では販売)。その代わりに 自販機や売店での取り扱いが拡大 し、今までより購入しやすくなっています。

新幹線アイスって、どこかで見た気がするけど…どこで買えるんだっけ?

駅にあるらしいけど、具体的にどこ?

そんな疑問にお答えするため、実際に私が現地で調査してきました。

調査をしたところは、東京~新横浜、静岡・浜松・豊橋・名古屋の各駅。自販機だけではなく売店の取扱状況 もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

後半では、新幹線アイスの豆知識も紹介しています。最後まで読んでくれるとより新幹線アイスを楽しめるようになれます。

すぐに東京駅と名古屋駅の売場と自販機の位置を知りたい方は以下のリンク先から。

東京駅の売場と自販機の位置→

名古屋駅の売場と自販機の位置→

※記事内にはアフィリエイトリンクを使用しています。紹介する内容は実体験・調査に基づいています。

目次

新幹線アイスはどこで買える?【売店・自販機】

新幹線アイスが売っている場所

東海道新幹線の駅の売店駅構内の自販機で新幹線アイスが販売されています。売店で取り扱っているのは、主にJR東海系列の売店(PLUSUTA・デリカステーション)です。

特に ホーム上の売店は「購入してそのまま乗車する需要」が高いため、新幹線アイスが置かれていることが多い印象でした。

売店の特徴:バニラは安定、その他は店舗による

調査した範囲では、

  • バニラはどの売店でも販売
  • 抹茶や期間限定フレーバーは売っていない店舗がある
  • 自販機の方が種類が揃っていることが多い

という状況でした。そのため

「バニラ以外も選びたい」、「溶けるのが心配なので、すぐに食べたい」

という方は、自販機での購入が特にオススメです。自販機で取り扱っている商品は以下の通りです。

自販機の特徴:バニラ以外のフレーバーが入れ替わりやすい

25年12月 新幹線アイスの自販機のお品書き

新幹線アイスの自販機では、バニラ以外にもストロベリーや期間限定アイスが販売されています。私がみる限りでは、バニラ以外のフレーバーは入れ替わりが早い傾向があります。

新幹線アイスの自販機は、キャッシュレス決済のみ対応なので注意が必要です。もし現金しかない時は以下のサーティワンアイスの自販機もオススメです。

31アイスクリーム自販機のお品書き

東京~新横浜駅は新幹線アイスとサーティワンアイスが並列しているところが多く、新幹線アイス以外の選択肢が広がります。

新幹線アイスの自販機と異なり、現金も対応しています。

自販機で買うときは、スプーンの取り忘れに注意です

具体的な売店・自販機の設置場所はこちら

売店と自販機の具体的な位置は以下の記事でまとめています。この記事では代表として 東京駅と名古屋駅 の位置を次の見出しから紹介します。

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東京駅で新幹線アイスはどこで買える?【売店・自販機】

東京駅のアイス売場の案内図

東京駅では、複数のホームおよび改札外の一部売店で新幹線アイスを購入できます。以下にホームごとの取り扱い状況をまとめます。

16〜19番線ホーム(売店・自販機)

東京駅の16〜19番線ホームでは、新幹線アイスの自販機が2台デリカステーションが2店舗 設置されており、売店・自販機のどちらからでも購入できます。

また、新幹線アイスの自販機の近くには、サーティワンアイスクリームの自販機 も設置されていました。サーティワンを取り扱うところは多くなく、主にサーティワンの店舗かデイリーヤマザキしか取り扱っていないので、ここでサーティワンを選ぶのも一つの選択肢 になります。

14・15番線ホーム(自販機のみ)

14・15番線ホームには売店での取り扱いはなく、自販機が3台設置 されています。また、2・3号車付近の自販機は近くにはサーティワンの自販機はなかったです。

八重洲中央口のニューデイズ

東京駅構内の売店を確認したところ、八重洲中央口 改札付近のニューデイズでは少量ですが、バニラ味のみ販売していました。

ニューデイズはJR東日本系列で、通常は取り扱いがない印象でしたが、タイミングによって少量入荷することがあるようです。

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名古屋駅で新幹線アイスはどこで買える?【売店・自販機】

名古屋駅のアイス売場の案内図

名古屋駅では、各ホームのグリーン車付近(8〜10号車付近)の売店で新幹線アイスが販売されています。

また、2・3号車付近には新幹線アイスの自販機が設置されており、売店と自販機のどちらでも購入できます。

なお、サーティワンアイスクリームの自販機は、16・17番線ホーム(新大阪方面)にのみ設置 されていました。どうしてもサーティワンを選びたい場合は、このホームを利用する必要があります。

名古屋駅は「住よし」のきしめんが名物で、各ホームに2カ所も店舗が並んでいるのが印象的でした

“シンカンセンスゴイカタイアイス”とは? 呼ばれ方の違い

「シンカンセンスゴイカタイアイス」という名前は、正式な商品名ではなく、SNSや口コミで呼ばれる“通称” です。東海道新幹線で販売されているアイスが非常に硬く、スプーンが通りにくいことから、この呼び名が定着しました。

正式名称は 「スジャータハイクオリティアイスクリーム」。製造は名古屋に本社を置く スジャータめいらくが行っており、バニラのほか抹茶など複数のフレーバーがあります。

販売元の 株式会社JR東海リテイリング・プラスプラスタオンラインストア では、この商品を 「シンカンセンスゴイカタイアイス」 の名称で実際に販売しています。

通称が広く浸透した結果、販売側でも“通称”を名称として使用している 状況になっています。一方、製造元であるスジャータめいらくの公式のHPでは、商品名はあくまで「スジャータハイクオリティアイスクリーム」となっています。

新幹線アイスのおいしさのポイント

実は「アイス」と一言で言っても、4種類に分けられます。ポイントは乳固形分・乳脂肪分の量 によって分類されます。

  • アイスクリーム(乳脂肪分8%以上)
  • アイスミルク(乳脂肪分3%以上)
  • ラクトアイス(乳脂肪分なし~3%未満)
  • 氷菓(果汁・氷菓子など、乳成分ほぼなし)

一般的に、乳脂肪分が多いほど“濃厚でコクのある味わい” になります。そのため、食品表示の種類別に「アイスクリーム」と記載されていれば、濃厚なアイスと考えて間違えありません。

新幹線アイスは「アイスクリーム」 しかも濃厚

新幹線アイス(バニラ)は 「アイスクリーム」 に該当します。そして驚くべきはその乳脂肪分。

  • ハーゲンダッツ(バニラ):乳脂肪分 15.0%
  • 新幹線アイス(バニラ):乳脂肪分 15.5%

新幹線アイスの方がわずかに高い です。あの濃厚さがあるのは、この乳脂肪分の高さが理由のひとつです。

硬さのこだわり

一般的に、乳脂肪分が高いアイスクリームは“カチカチに固まりやすい”わけではなく、むしろ なめらかさが保たれやすい 性質があります。

乳脂肪分が多いと空気(オーバーラン)を抱き込みやすく、やわらかく仕上がりやすいためです。一方、水分量が多いアイスは、凍る部分が多くなるため 固まりやすくカチカチになる 傾向があります。

しかし、新幹線アイスは空気の含有量(オーバーラン)を極力少なくし、密度を高く仕上げている のが特徴です。そのため、乳脂肪分が高いアイスにもかかわらず、ずっしりと重く、硬さを感じやすい構造 になっています。

さらに、かつての車内販売では ドライアイスを使って低温を長時間保つ 工夫がされていました。温度管理と高密度アイスの組み合わせによって「シンカンセンスゴイカタイアイス」が提供されていました。

実は売店や自販機で買うと、そこまで硬くない

現在の売店や自販機では、ドライアイスのような極低温環境では保管できません。そのため、かつて車内で提供されていたような 「スゴイカタイアイス」ではなく、食べ頃な状態になっています。

すごい硬いアイス”を体験したいなら

かつての車内販売で食べた、あの「シンカンセンスゴイカタイアイス」 をもう一度味わいたい場合は、グリーン車の車内販売で購入をするか、オンラインストア(楽天、Yahoo!ショッピング、スジャータめいらくオンラインショップ)で取り寄せが近い状態になります。

オンラインストアでは ドライアイス入りで発送 されるため、到着後すぐに食べると “あの硬さ” にかなり近い状態を再現できます。ただし、冷凍庫は温度が高めなため、一度冷凍庫に入れると普通の硬さに戻る点には注意です。

まとめ

新幹線アイスは、東海道新幹線の駅構内の売店・自販機 で購入できます。特に自販機は、バニラだけでなく抹茶や季節限定フレーバーが並ぶことが多く、「種類を選びたい」「溶けずに持ち運びたい」 という方に最適です。

東京駅は新幹線アイスの取り扱いが多く、自販機と売店を合わせるとホーム上に3カ所以上にあります。また、サーティワンアイスの自販機もあるので、新幹線アイス以外も購入することが出来ます。

名古屋駅は、グリーン車付近の売店と2・3号車付近の自販機で新幹線アイスを購入できます。

その他の駅の詳細な設置場所や取り扱い状況は、関連記事でまとめています。

また、新幹線アイスは 乳脂肪分15.5% と濃厚で、空気含有量を抑えた製法により “あの硬さ” が生まれています。売店や自販機では食べ頃な硬さになっていますが、本当にスゴイカタイアイスを味わいたい方は、グリーン車の車内販売オンラインストア の利用がオススメです。

今後、通な食べ方(コーヒーがけ/日本酒がけ)などの写真や実践例も随時追加していきますので、気になる方はまた覗いていただけると嬉しいです。

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